嘘をつくなんて・・・

嘘も方便、と言うけれど、私は嘘をつく人は信じない。
私は友達に嘘をついた事はない・・・と思う。記憶に残っている限りは・・・だけど。
先日私は、信じていた友達に裏切られた気がした。
彼女とある場所に一緒に行くはずだったが、前日その話をしたら、「え？聞いてないよ」と言う。
確かに伝えたはずなのにと思ったが、もう一度日時を伝え、「明日また電話するから」と言って別れた。
翌日電話をすると娘さんが出て「お母さんは出かけています」と言う。
ケータイにも出ない・・・。
おかしいな？と思いながらも、彼女に連絡が取れなかったので、もう1人の友人と2人で出かけた。

その翌日、彼女から電話が来た。
「昨日はゴメンネ。ちょっと体調が悪くて、居留守つかっちゃった」と言う。
私は「体調が悪いなら、そう言ってくれれば無理には誘わないのに・・・」と答えた。
電話を切った後、何か後味が悪かった。
彼女って簡単に人に嘘をつく人だったのね・・・、と私の中にインプットされてしまった。

約束の時間に遅れる、約束を平気でドタキャンする・・・など、これまでにも何回かそういう事があったが私はずっと許してきた。
そのくせ、自分が早く来た時に私が遅れたことを根に持っていて、「あの時は待ち過ぎて疲れた」と、かなり後になってから恨み言を言われた。
「私があなたとの待ち合わせには遅れていくほうが良いと思うようになったのは、あなたがいつも時間に遅れてくるからだよ」と私はその時に答えた。
時間が守れない人と会う時にはこちらも遅れていくのが私の仁義。だって待つ事でイライラしてたら、会った時に楽しくないもんね。こっちも遅刻なら「お互い様ね」で笑って話せるから・・・。

彼女の相談事にはいつも親身になって応じてきたつもり。
私が仕事で忙しい時に何時間も長電話をかけてきた時でも、私は彼女の話を最後まで聞いた。
でも、そういう私の思いやりは彼女にとって当たり前としか受取ってもらってなかったのだろうか？
そんな人と付き合う事にもう疲れた・・・・・・。
彼女にとって私は必要な人間なのだろうか、いつも何かあると電話をかけてくる。
こちらからかける事はあまりないけれど。

こんなふうに考えている私って、冷たい人間かな？